居抜き物件を多く取り扱う不動産屋一覧

最近広まっている居抜き物件ですが、居抜き物件とは、前のテナントの借主の造作や設備などが残されている物件のことを言います。今度入居する借主にとっては、造作をしたり設備を新しくする必要はありませんので、お得感があります。一方、前の借主も借りたテナントをすべてスケルトンにする必要がありませんので、解体費用などの出費を限りなく抑えることができることにメリットがあると言えます。
この居抜きの特徴は、入居した人がすぐに営業を開始することが出来る点にもあります。普通は、テナントを借りてから2,3ヶ月は造作や設備の運び込み等がありますので、営業開始までに時間がかかります。ただし、居抜き物件の場合には、誰でも入居してすぐに営業が出来ると言うことではありません。業種が限られてくるからです。

借主が限定されるのはどの範囲か

居抜き物件は造作や設備がそのままなので、商売を始めたいので借りようとしても、実際には自分が始める商売とすでに置いてある造作や備品があわない場合があります。例えば、ラーメン屋をしていた物件にも関わらず、新しく入居したいと希望している人が歯医者をしたいと言う場合です。完全にミスマッチですので契約は成立しません。このような例は少なくありませんので、居抜き物件を見つける時には、どのような造作をしてあり、どのような設備が整っているのかを調べなければなりませんので、新しい借主としてはよい物件を見つけるのに時間がかかってしまうでしょう。
ただ、業種がぴったり同じでなければ使えないわけではありません。例えば、ラーメン屋をやっていたところにそば屋や居酒屋が入っても問題ないことが多いです。

居抜き物件を借りる前に注意すること

居抜き物件を借りる時には、種類は限定されてしまうものの、ある程度業種にずれがあってもそのまま借り受けることができます。ただし、まだ居抜き物件も全国的にメジャーになったとまでは言えないため、本格的に居抜き物件を探すのであれば、不動産会社をよく調べておく必要があります。居抜き物件を扱う不動産会社は居抜き物件を専門的に扱っている場合とそれ以外の賃貸物件も扱っているけども居抜き物件も扱っているという例があります。どちらも、登録はしておいた方がいいでしょう。ネットなどで居抜き物件を扱っている一覧があります。まとめサイトなどを見ると一覧表を見ることができますので、いくつかの業者の会員になっておくことで、情報を他の人よりも有利に得ることができますので、よい物件を見つけたいならば会員登録は必須になります。